お疲れ様です。激務会社員のとみです。
本記事では、私の経験やノウハウを元に、平均セッション継続時間についての概要や長くする方法について解説しています。また平均セッション継続時間の目安も説明してます。
早速ですが、皆さんは平均セッション継続時間を気にしていますか?
私は、ユーザーにより長い時間記事を読んで貰いたいブログで気にしている指標です。
因みに詳述しますが、自身が運営する「投資ブログ」では、平均セッション継続時間は「2分」を超えています。
平均セッション継続時間は、ブログがユーザーに読まれているかどうかを測る指標で、Google Analyticsで確認することができます。
平均セッション継続時間を長くする方法は「ブログ全体でユーザーの信頼を得る」「ブログのテーマ・ターゲット統一」「内部リンクの適切な配置」「ユーザーに読んでもらえる魅力的な記事作り」の4つです。
目安としては、ブログに長く滞留してもらいたいなら2分~1分30秒、そうでないなら1分未満でも大丈夫です。
平均セッション継続時間とは?
意外と正しく理解されていないのがこの平均セッション継続時間の定義です。
Google先生によると、以下の説明がされています。
平均セッション継続時間
平均セッション継続時間は、すべてのセッションの継続時間(秒単位)の合計をセッション数で割った値となります。
個々のセッションの継続時間は、セッション最後のページでのエンゲージメント ヒットの有無によって算出方法が異なります。最後のページでの最初のヒットの時間 - 最初のページでの最初のヒット
Googleサポート
・ページ 1: 最初のヒットが午前 10 時
・ページ 2: 最初のヒットが午前 10 時 5 分
・ページ 3: 最初のヒットが午前 10 時 10 分
⇒午前 10 時 10 分 - 午前 10 時 = セッションの継続時間 10 分(600 秒)
さすが、分かりづらいですね。
つまり最初のページをクリックしてから、最後に見たページを閉じた時間がセッション継続時間です。
1度のブログへのアクセスが1セッションとなり、セッション継続からセッション総数を割った数がセッション継続時間となります。
注意したいのは、記事1ページしか見なかった場合(=直帰)は、そのセッションはセッション総数としてカウントされてしまい、かつそのセッション継続時間が「ゼロ」になる点です。
直帰するセッションが多いほど、平均セッション継続時間は短くなります。
また一般的に、平均ページ滞在時間は長いほどSEO的には良い、とされています。
私の平均セッション継続時間は「2分超え」です
平均セッション継続時間を長くする方法を解説する前に、その方法を信頼してもらうため証拠付きで私の実績を公開します。
以下は私が運営するブログのひとつ「投資ブログ」のGoogle Analytics画面です。
【Google Analyticsホーム画面】
デフォルトで表示されている直近7日間のセッション継続時間は「2分02秒」です。
2分超えのブログは、あまり聞かないですしトップブロガーですら1分30秒ほどですので、この「投資ブログ」の平均セッション継続時間は長いと言えます。
ですので本記事を読んでいただく価値はあるのかな、と思っています。
平均セッション継続時間を長くする4つの方法
それでは早速ですが、平均セッション継続時間を長くする4つの方法について解説します。
平均セッション継続時間は、その定義上、「1度アクセスされたら2ページ以上読んで貰う」ようにしないと、伸びづらいのがポイントです。
そのポイントを押さえることが「ユーザー・ファースト」の概念やGoogleが提唱する「E(専門性)・A(権威性)・T(信頼性)」に密接に関連しています。
- ブログ全体でユーザーの信頼を得る
- ブログのテーマ・ターゲット統一
- 内部リンクの適切な配置
- ユーザーに読んで貰える魅力的な記事作り
平均セッション継続時間を長くする方法①:ブログ全体でユーザーの信頼を得る
ユーザーに1度のセッションで複数ページを見てもらうためには、ブログやブログを書いている人がユーザーの高い信頼を得る必要があります。
つまり、Googleが提唱する「E(専門性)・A(権威性)・T(信頼性)」を高める、ということに他なりません。
そのブログやブログ執筆者として、ユーザーが信頼してくれれば、記事を複数見てくれる可能性が高まります。
ちなみに、本ブログでは以下のような記事で自己紹介をしています。良ければご参照ください。
▼内部リンク▼
平日16時間は働く激務会社員が経済的自由の獲得のためブログを運営中【ブログ収入・遍歴を公開】
平均セッション継続時間を長くする方法②:ブログのテーマ・ターゲット統一
平均セッション継続時間を長くする上で、非常に重要です。
ブログ内でテーマ・ターゲットを統一した方が、当然ながらユーザーが複数ページを見てくれる可能性は高まります。
例えば、以下のブログでどちらが1度のアクセスで複数ページを見る可能性が高いと覆いますか?
- ブログA:ブロガー向けの情報を発信するブログ
⇒例:SEO対策、WordPress、アフィリエイトに関する記事が中心 - ブログB:自分の興味関心がある情報を発信するブログ
⇒例:音楽、仕事術、プログラミング、節約術、に関する記事が散在
明らかに、ブログAの方が複数ページを見る可能性が高く、平均セッション継続時間が長くなりますね。
ブログAは、ターゲットをブロガーに統一し、ブロガーが興味を持つ記事が中心です。
自然と、最初にアクセスした記事の中にある内部リンクやおすすめ記事をクリックする可能性が高まります。
一方で、ブログBは、テーマがばらばらの記事が散在しているため、複数ページを見る可能性が低いです。
音楽に興味がある人がプログラミングに興味があるかは分かりませんし、仕事術に悩んでアクセスした人が節約術に興味がある可能性は不明です。
またブログ名をテーマに沿った分かり易いものにする、というのも効果があり、私も実践しています。
- 例:節約⇒「○○の節約ブログ」
- 例:投資⇒「最強の投資術」
- 例:保険⇒「保険の教室」 など
平均セッション継続時間を長くする方法③:内部リンクの適切な配置
内部リンクを配置することで、ユーザーがブログを回遊してくれる可能性が高まります。
ポイントは、記事の文脈にあった自然な内部リンクを設置することです。
広告と同様でいたずらに内部リンクをペタペタ貼ってもユーザーはクリックしてくれません。
私は、記事の文脈で自然に紹介できる他記事はほぼ必ず紹介しており、「投資ブログ」や本ブログでも1記事あたり2-3記事以上は内部リンクを貼っています。
この記事でも、内部リンクを設置していますので、良ければ貼り方を参考にして見て下さい。
平均セッション継続時間を長くする方法④:ユーザーに読んでもらえる魅力的な記事作り
もちろんのこと、ユーザーが魅力を感じてしっかりと読んで貰える記事を書くことが前提になります。
SEO対策、Webライティングの領域と重複しますが、私は主に以下を意識しています。
- 記事の導入文でユーザーを惹き込む
- 記事の権威性・信頼性を高める
- 記事のビジュアルを美しくする
- 記事の文章を読みやすくする
- 記事の文字数を増やす
平均ページ滞在時間を長くする=ユーザーに記事を読んでもらえる記事を書く、ということで以下の記事で読んでもらえる記事を書く方法を説明しています。
▼内部リンク▼
平均ページ滞在時間を長くする5つの方法【目安やセッション平均継続時間との違いも解説】
平均セッション継続時間の目安:読まれたいブログなら2分を目指す
平均セッション継続時間を長くする方法を説明しました。しかし一体、どの程度の目標を持てば良いのでしょうか?
私としては、自身の実績も踏まえてしっかりとブログを読んでもらうのであれば「2分を目指す」ことをおすすめします。
ネット上で情報収集する限り、トップブロガーでも1分30秒~2分00秒くらいですので、2分あれば十分な水準と言えます。
トップページからの流入でページ遷移が前提のECサイトや企業サイトなら10分を超えるようですが、特定記事からランディングされる個人ブログでは、直帰率がそもそも高くなりがちですし。
また、そもそもブログの性質によっては平均セッション継続時間を重視しなくて良い場合もあります。
例えば、私の売るための「物販ブログ」は平均滞在時間1分未満です。
理由は、1ページ1ページが関連性が薄い商品レビュー記事でありユーザーが回遊しないためです。そもそも回遊もあまり目指していません。
しかし、多数の記事で検索上位に上がっており、SEO上それほど大きな問題を感じていません。ただSEO上宜しくないためか、ブログのPV成長スピードは遅いと感じてはいます。
まとめ:平均セッション継続時間は必ず改善できる!
本記事では、平均セッション継続時間の概要や長くする方法、目安について説明しました。
おさらいすると、私が実践して効果をあげている方法は以下の4つです。
- ブログ全体でユーザーの信頼を得る
- ブログのテーマ・ターゲット統一
- 内部リンクの適切な配置
- ユーザーに読んで貰える魅力的な記事作り
適切な対処を取れば、必ず平均セッション継続時間は改善できます。
「ユーザー・ファースト」を忘れずに良いコンテンツを届けることで、平均セッション継続時間を長くしましょう!