ブログ記事を書くのに時間がかかる人が効率化する5つの方法

みなさまお疲れ様です。激務会社員のとみです。

私は会社員をやりながらブログを運営しています。多くの方と同じように本業の傍らでブログを書いています。

本業がそれなりに忙しく時間が足りない中で、ブログ記事を書くときは常に効率的に記事を書きたいと思い、あれこれと試行錯誤してきました。

「効率化をしたい」というのは仕事でも同じですよね。業務の生産性や価値を最大化するために、或いは余暇をもっと楽しむためにどなたも考えているはずです。

この記事では、ブログ記事で時間がかかる人向けに時短ノウハウをご共有しています。以下のようなお悩みを抱いている方にとってお役に立てる記事です。

お悩み
  • ブログ記事を書くのに時間がかかりすぎて時間が足りない
  • ブログ記事を書くのに時間がかかってしまうので1日1記事が難しい
  • なるべく効率的にブログ記事を完成させたいけど何か方法はないか

因みに、この記事を書いている時点で、私は1記事5,000字を2.5時間くらいで書けます。

ただ最初は、1記事を書くのに3,000字くらいでも6-7時間はかかっていました。

しかしブログで記事を書き続ける中で、効率化の方法を導入、試行錯誤することでかなり時間を短縮できています。

私は圧倒的なアウトプットの質・量が求められる外資系戦略コンサルでのキャリア経験から、効率化の意識を人一倍高く持っています。

そうした意識を持ちつつ、ブログ運営に本格的に取り組むにあたって本業の傍らで成果を高めるために、常に効率化の余地を探ってきました。

 とみ
忙しい会社員にとって、ブログ運営の効率化は必須ですし、コツと慣れで必ず記事作成スピードは速くできます

以下で、効率化のノウハウ・方法について詳しく書いていますので、ぜひご一読下さい。

慣れないうちはブログ記事を書くのに時間がかかるのは当たり前

まずブログ記事を書くのに時間がかかる、という悩みを抱えているブロガーは多いので、それほど心配する必要はありません。

私自身も、完全初心者だった最初の頃は、ブログ1記事3000文字を書くのに6-7時間はかかっていました。

しかし今の私は、1記事5,000文字を2.5時間くらいで書けます。

記事を書く効率を上げる為の努力、試行錯誤を続けた結果です。勿論、ブログ記事を書くことへの慣れ(=作業習熟度)もあります。

 とみ
記事を書くスピードは、コツと慣れで必ず上がります

ブログ記事にかかる時間を短縮することの重要性・メリット

この記事を読んで下さっている方には語る必要がないことかも知れませんが、ブログにかかる時間を短縮すると様々なメリットがあります。

  • ブログ戦略・構想などのより高度な思考に時間を費やせる
  • SNSでの集客に時間を使えるようになる
  • より多くの記事を書けるようになる
  • 余暇の時間が増える 等

ブログ記事を書くのにかかる時間が短くなれば、より高付加価値な事項を考える時間が増えます。例えば、ブログ運営の戦略・構想です。

加えて、ツイッターやフェイスブックでの集客戦略に時間を使え、ブログのトラフィックを成長させるための施策を実行する時間ができます。

加えて、1記事を書く時間が短縮できれば、より多くの記事を生産できます。

1日2記事、3記事といったスピードでブログ記事を投稿することも可能です。

ブログに関係ないところで、もちろん他の趣味や休憩などの余暇にあてる時間をとることもできます。

 とみ
ブログ記事を書くのにかかる時間の短縮は、ブログの更なる成長やより生活を豊かにできるメリットがあります。ですので効率化は重要です

そもそもブログ記事を書くのに時間がかかるのはなぜ?ボトルネックを特定しよう

ブログ記事を書くのに時間がかかる人は、なぜ時間がかかっているかの理由を特定することが大事です。

そのヒントを得るために、ブログ記事を書くプロセスを分解してみます。

私の場合、概ね以下のような記事作成プロセスになります。

ブログ記事を書くプロセス
  • ①記事のネタ出し
  • ②記事キーワードの選定(競合調査含む)
  • ③ブログ内での位置付け決定
  • ④収益化の想定
  • ➄記事の草案・全体を構想
  • ⑥記事を執筆
  • ⑦記事のビジュアル面対応(画像・文字装飾など)
  • ⑧チェック・推敲・校正
  • ⑨記事公開

自分がどのプロセスで時間がかかっているのか、良く振り返ってみて下さい。

短縮する余地があるプロセスをまず見つけることで、記事作成において大きな短縮効果を得ることができます。

ブログ記事を書くのに時間がかかる人向け効率化の方法5つ

それでは、本題のブログ記事を書くのに時間がかかる人が、記事作成を効率化して時間を短縮する方法をご紹介します。

私自身が、ブログ運営をする中で時間短縮に効果的だったと思っている方法を紹介しています。

ブログ記事作成の効率化方法
  • ①記事作成のプロセスを標準化(=マニュアル化)する
  • ②記事の草案は「トップダウン」で考える
  • ③記事執筆速度を高めるテクニックを駆使する
  • ④価値が低い「自分がやらないこと」を決める
  • ➄完璧主義から脱却する(=70-80%でOK)

記事を書くのに時間がかかる人向け効率化の方法①:記事作成のプロセスを標準化(=マニュアル化)する

仕事でもそうですが、プロセスは予め決めて標準化(=マニュアル化)した方が圧倒的に早いです。

私も先述したようなプロセスに沿って記事作成を進めることで時間がかかる記事作成を効率的に進めています。

自分なりの記事作成プロセスを決めておいて、その通りに考え作業すると効率的です。

 とみ
アプリ、WordPress、手書き、何でも良いのでメモしておき、記事を書く時に見ながら進めるとスムーズです

記事を書くのに時間がかかる人向け効率化の方法②:記事の草案は「トップダウン」で考える

どういうことでしょうか?以前、私はTwitterでこんなツイートをしたことがあります。

【2時間で記事5,000字書く方法】
記事書くのって外資系戦略コンサルの技法が使えて、要は「トップダウン」が効率的

ユーザーへの「メッセージ」とニーズ踏まえた「論点・フレームワーク」を先に考える

細かな内容は、これが決まれば自然と筆が走りま

激務会社員とみのツイート

コンサルチックな単語が並んでいてすみません…

メッセージというのは、その記事でユーザーに一番伝えたいことです。

例えば、この記事であれば、いろいろ書いていますが「ブログ記事を書くのに時間がかかっている人」へ以下のメッセージを伝えています。

  • 記事作成を効率化する5つの方法

私は、このメッセージが記事のタイトルになることが多いです。

このメッセージを伝えるために、「論点・フレームワーク」つまりブログ記事で言うと「見出し(H2)」を決めます。

見出しは、勿論ユーザーの検索意図やニーズを踏まえる必要があり、競合の記事や共起語が入る場合もあります。

ブログ記事で言い換えると、「タイトル」と「見出し」を先に決める、ということです。

タイトルと見出しを先に決め手から記事を執筆すると、整合性が取れた分かり易い記事が、かなり早く書けます。

記事の文書は、タイトルで言っているメッセージを具体化した内容や「なぜそうなのか?」について書きます。見出しと見出し後の内容も同様です。

すなわち、「タイトル」「見出し」を決めると、おのずと書く内容の方向性が決まるので、「自然に筆が走る」ことになります。

逆に記事の具体的な内容を書いてから、あるいは書きながらタイトルと見出しを決めるという方法ですと、全体の文章の整合性が取れていなかったり、重複が生まれるケースが増えて非効率です。

 とみ
ちょっと慣れが必要ですが、トップダウンでタイトルと見出しから考えると、非常に記事を書くスピードが速くなります

記事を書くのに時間がかかる人向け効率化の方法③:記事執筆速度を高めるテクニックを駆使

記事執筆時、つまり実際に文字を入力したり、パソコン上で操作するスピードを高めることは、記事作成の効率化に貢献します。

私が実践していておすすめしたいのは以下です。

  • マウスを捨てる
  • ショートカット―キーを使う
  • 2画面モニター、画面2分割、2タブ、で作業する

「マウスを捨てる」について、過去の私のツイートをご紹介します。

【ブログ書くのにマウスいる?】
本業が激務でブログ記事更新を効率化したい私は、マウスを一切使わない

本業でも使う「thinkpad」が好きです。キーボード中央に丸ポチがあって、弄るとカーソルが動くタイプのPC

マウスとキーボード間の手の往復3秒が削れます#ブログ#ブロガー#ブログ初心者

激務会社員とみ

ショートカットキーは皆さんつかっていますか?

パソコン操作で基本的な「コピペ」「カット&ペースト」などは勿論ですが、WordPress独自のショートカットキーもあります。

Gutenbergになってから使えるコマンドが減ってしまったのですが、時短につながる便利なコマンドが残っています。

知らない方が多いですが、例えば私が良く使うもので以下があります。

  • Ctrl + Alt + T:ブロックを上に追加
  • Ctrl + Alt + Y:ブロックを下に追加
  • Shift + Alt + Z :ブロック削除
  • Shift + Alt + D :ブロック複製
  • Ctrl + K :リンク貼る
  • Ctrl + Z:操作の取り消し(※PC操作全般で使用可)
 とみ
ショートカットキーは時間短縮と作業負担軽減に効果的です。非常に便利ですので、WordPressを利用している方はぜひお試しください

2画面モニター、画面2分割は、本業の応用ですがかなり効率が高まります。特に参照する情報がある時に便利です。

一々画面を切り替えなくても、片方の画面で情報を表示しておいて片方を記事作成入力用にしておけば見ながら作業ができます。

また私はブラウザで作業する時は必ず2タブでWordPressを開いています。

WordPressで内部リンクを貼る時、共通コンテンツのコードを張る時、キャラクターコードを張る時に、いちいち画面遷移する必要がありません。

 とみ
こういった工夫が、快適で効率的なブログ記事作成につながります。スムーズに作業ができることでストレスも減りますよ

記事を書くのに時間がかかる人向け効率化の方法④:価値が低い「自分がやらないこと」を決める

自分がやらないことを決めて、価値が高い作業にフォーカスしましょう。

例えば、私は「アイキャッチ画像の加工」はしません。

SEO効果はありませんし、運営するブログは画像を加工しなくても回遊率もクリック率も高いので、やる意義が感じられません。

このように、効果が不透明でやらないことを決めることで、無駄な作業を省いています

 とみ
何をやらないか、は趣味や志向もあるので自分で決めましょう

記事を書くのに時間がかかる人向け効率化の方法➄:完璧主義から脱却する(=70-80%でOK)

ブログ記事にかかる時間が長い人は、完璧主義の人が多いです。

内容やビジュアル面での工夫に拘り過ぎた結果、時間がかかってしまう傾向があります。

そんな方は、「パレートの法則」に基づいて、記事作成は7-80%の出来でOKという意識で取り組んだ方が良いと思います。

「パレートの法則」とは、端的に解釈すると「物事の価値の大分部分は全要素の8割で構成されている」という論です。

【パレートの法則】

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した乗則。経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。

この記事の文脈に置き換えると、「記事作成は8割の出来で、その記事本来の価値は発揮される」ということです。

記事作成の作業に置き換えると、8割の作業を終えた後って、文章の誤字脱字のチェック、細かな文言の修正、記事への追加内容の検討、画像の見直し・追加挿入、などが当たるイメージです。

これらの作業って、ユーザーの検索意図を満たすという「本質的な記事の目的・価値」において、どのくらい重要でしょう?

私はあまり重要ではないと思っています。

ですので、80%ほどの出来で投稿=その記事で見たしたいユーザーの検索意図などはカバーされている状態であれば、投稿してしまいましょう。

 とみ
私は、ブログ記事はリライト前提だと思っており、80%の完成度で一旦投稿してしまって後で見直してブラッシュアップしています

ブログ記事のリライト効果や重要性については、以下の記事で詳しく説明しています。

▼内部リンク▼
ブログ過去記事をリライトする効果・検証方法まとめ【SEO上の最重要施策】

ブログ記事にかかる時間の短縮は慣れの要素も大きい

ここまで、ブログ記事にかかる時間を短縮するための方法を述べてきましたが、「慣れ」も重要な要素です。

仕事・スポーツ・勉強なんでもそうですが、継続することで習熟度が高まり、作業スピードは高まります。

 とみ
ブログは継続が大事、と良く言われますが、継続することで記事を書くのにかかる時間も大きく短縮されていきます

まとめ:ブログは効率化して楽しく書こう!

ブログ記事の作成に時間がかかる人に向け、私自身が、ブログ運営をする中で時間短縮に効果的だと考えている方法を紹介しました。

ブログ記事作成の効率化方法
  • ①記事作成のプロセスを標準化(=マニュアル化)する
  • ②記事の草案は「トップダウン」で考える
  • ③記事執筆速度を高めるテクニックを駆使する
  • ④価値が低い「自分がやらないこと」を決める
  • ➄完璧主義から脱却する(=70-80%でOK)

ブログを効率化してストレスを軽減することは、ブログ継続にもつながりますし、より楽しくブログ運営をしていく上でも効果があります。

ぜひ、ご紹介したような方法を取り入れ、効率化を試みてください。

 とみ
皆様のブログライフがより充実したものになるよう祈っています!
因みに、この記事の執筆時間は「約5700 文字で約2.5時間」です

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