「自分のブログがつまらない」と感じたらチェックしたい4つの特徴

本記事は「自分のブログってなんだかつまらないなぁ」と悩む人向けに書いています。

私自身、恥ずかしながらブログを開設した当初の記事を見ていると「まじでつまらない」「読む意義を感じない」と思うことが多々あります…。

また他の方が書いたブログを参考にする中で、この「ブログつまらないな」「この記事つまらないなぁ」と感じることも正直言ってあります。

つまらないブログは以下のような状況に陥りがちです。

  • 記事が最後まで読まれない
  • ブログへリピートされない

いずれもSEO対策上、あるいはアクセスアップを図る上で好ましくない状況です。こうした状況を生み出すつまらないブログの特徴は以下の4つです。

つまらないブログの特徴
  • 「自分本位」(=ユーザー置いてけぼり)である
  • ブログの記事や書き手に「深み」が足りない
  • ありきたりで目新しい主張や意見に乏しい
  • 自分のスタンスを取っていない

 とみ
私自身も、常日頃からつまらないブログにならないように努めていますが、こうした特徴を脱却するためにはブログの存在意義に忠実に運営をすると良いです

こうした特徴から脱却するための方策を含め、以下で詳細に解説していきますので、参考になれば嬉しいです。

そもそも「つまらないブログ」は何がダメなのか

つまらないブログ、と言うとなんとなくダメな響きに聞こえますが具体的に何がまずいのでしょうか。

ブログがつまらなくなってしまうと以下のようなデメリットがあります。

  • 読み手であるユーザが途中で離脱してしまう
  • リピートしてくれない

ブログがつまらない=記事を読む意義を感じない、あるいはブログに魅力を感じない、と言う事ですから、ユーザは途中で読むのをやめる、二度とブログに訪れてくれないといった事象につながります。

こうした状況は、明確にブログ管理上の数字になって現れます。最たる例は「平均ページ滞在時間」「平均セッション継続時間」「リピート率」です。

様々なブログデータを拝見する中で、肌感覚ですが平均ページ滞在時間が3分、平均セッション継続時間は1分を切るとまずいです。

そのようなブログは多数のユーザーに「つまらない」と思われている可能性があります。

 とみ
ちなみにですが、私が運営する投資ブログは平均ページ滞在時間は4分前後、セッション継続時間は2分前後です

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平均ページ滞在時間を長くする5つの方法【目安やセッション平均継続時間との違いも解説】

つまらないブログの特徴

ユーザが読みたくなくなってしまうつまらないブログですが、少しブレイクダウンしてどのような特徴があるのかまとめてみます。

自分がブログ開設当初に書いた記事や世の中のブログを見ていて感じる「つまらないブログ」の特徴は、以下の4つに集約できます。

つまらないブログの特徴
  • 「自分本位」(=ユーザー置いてけぼり)である
  • ブログの記事や書き手に「深み」が足りない
  • ありきたりで目新しい主張や意見に乏しい
  • 自分のスタンスを取っていない

順に説明します。

「自分本位」(=ユーザー置いてけぼり)である

自分が書きたいことを書いている、と言うブログに多いです。ブログを日記と捉え更新している場合に多い特徴です。

無料ブログ(アメブロ、ライブドアブログ、はてなブログなど) に多いですね。コミュニティーがあって、検索流入を想定していない、自己満的なブログです。

ブログを読みに来る人は、何らかの悩みを抱えてその悩みを解決するのに役に立つ情報を基本的に探しています。

悩みにアドレスすらしていない「チラシの裏に書いとけ」と言われそうな日記のような内容では、つまらないと言われても仕方ありません。

またたまに何を言っているのかよくわからない、理解しづらいブログも存在します。自分が書きたいことをつらつらと書いていると、他人が読んだときに文章の構造、論理や因果関係が分かりづらくなります。

 とみ
自分本位なブログは致命的です。ブログは基本的に人に読んでもらうためにあるので、ユーザの視点にかけたブログは存在意義がないです

ブログの記事や書き手に深みが足りない

ブログの記事が抽象論や一般的な法則にとどまっていると面白みが不足します。

インフルエンサーや著名人などで権威があり、その人の意見自体が参考になると言うケースでは別ですが、多くのブロガーはそのような状況では無いはずです。

特に多いのは、何か主張や意見を書いているのは良いのですがその根拠となる実績やエビデンスがないケースです。

読み手としては「あなたにそう言われても…」「なんでそうなのかよくわからない」となり、頭に?が浮かんでしまいます。

また描きたいの実像がいまいちよく見えないブログもつまらないと感じてしまいます。

 とみ
読んでいるブログ記事の書き手に関するバックグラウンドやストーリーがわからないと記事の理解が進み難いですし、内容に説得力もなくなり、感情移入もしづらいですね

ありきたりで目新しい主張や意見に乏しい

一般的によく言われること、他のブログでも書かれている事をありきたりな表現で書いているブログもつまらないですね。

ブログと言う自由に表現できるフィールドがありながら、単なる事実の羅列に終始したり、他の人と差別化されていない意見を繰り返すブログは読む意義を感じません。

自分ならではの何か新しい視点をもたらすことで、ブログの価値を創出するあるいはユーザに読みたいと思って貰う必要があります。

自分のスタンスを取っていない

自分ならでは、と言うポイントに関連して、ブログ記事の中で自分の主張や意見をスタンスをとって伸びていないブログもつまらないです。

間違っていることを恐れたり、人から指をさされるのを怖がってブログでスタンスをとらないと、誰の琴線にも触れることができません。

自分のスタンスを取る、ということの例で言うと以下の記事が非常にわかりやすい例です。トップブロガーのイケハヤさんの記事です。

【参考記事】サラリーマンの記事が超つまらない理由

私はサラリーマンですので、正直この記事のタイトルを見た瞬間にディスられていると感じて気になってクリックしてしまいました。

記事の内容も、終始「サラリーマンのブログは面白くない」という主張で一貫していて、同意できるかどうかはともかく興味を持って最後まで読みました。

 とみ
このような記事の対極にあるのがスタンスをとってないブログであり、当たり障りのない主張や意見は読んでいてつまらないですね

つまらないブログから脱却するためには?

私自身も、常日頃から自分のブログがつまらなくならないように気をつけて記事を執筆しています。

「つまらないブログ」の特徴から脱し、ユーザに読んでもらえるあるいはリピートしてもらえるブログになるためにどうしたら良いかいつも考えています。

私がブログ運営する中で、効果的だと思えるのは以下の方法です。

  • ユーザー目線でユーザーの悩みに必ずアドレスする
  • 自分の経験に基づく記事を書く/書き手の輪郭を浮き彫りにする
  • 記事の主張の根拠、権威性、信頼性を示す
  • 自分の主張を明確にし言い切る

これらの4つの方法は、つまらないブログの特徴の裏返しです。

1点目は、つまりGoogleも提唱する「ユーザーファースト」に他なりません。ユーザの視点に立って、ユーザがどのような情報を求めているかを念頭にブログを書くと言うことです。

このユーザファーストやユーザの検索意図を把握した上での記事作成については、ネット上の至るところで情報が出ていますので、必要であればご自身でも調べてみてください。

また自分の経験に基づいて記事を書く事は、記事に深みを出しまた自分自身の「輪郭」を読み手であるユーザに伝える上で有効な手段です。

自分の実績や実際の体験をもとに記事の内容や自分の主張を肉付けすると、非常に説得力があり魅力的な内容になります。

またエッジが効いたならではのプロフィールを作って公開しておくのも重要です。事実に即して、希少性があり、かつ共感を得られるプロフィールが良いです。

例えば、私のプロフィールで言うと、自分で言うのは少し恥ずかしいのですが…以下のような特徴を切り出してプロフィールを公開しています。

  • 外資系戦略コンサルティングファーム勤務、最速でシニアマネージャーに昇進
  • 激務な業界で1日16時間働くなか、ブログを始め副業(金融商品・不動産)で月収100万弱を稼ぐ
  • ブログは運営歴1.5年で月収15-20万円が実績
  • 家族ラブ(妻・長男・長女)

共感を得たい、あるいは発信のターゲットは、「本業が忙しい/家族がいて時間がなかなか無い中で副業にトライしてる、又はトライしようとしている層」です。

また時間が無い中で、ブログで言うと(まだまだですが)運営歴1.5年で月収15-20万円獲得している、というのが具体的な実績で、ブログに関わる情報を発信する上での権威性・信頼性をカバーしています。

また外資系戦略コンサルティングファームに勤務しながらブログを書いている人は少数派なので、エッジが利いていて希少性が高いセグメントだと思っています。

「そんなの自分にはないよ…」と思う方、権威性や信頼性は一朝一夕では作れないということを認識・覚悟しつつ、これから実績を作っていきましょう。

 とみ
このように、記事の具体性を増し、ブログを執筆している書き手の輪郭を明確にすることで、ブログや記事の魅力が増します

また主張に対する「Why」や権威性を示して、ブログや記事の信頼性を高めるのも重要です。ブログや記事を読んでもらって、内容を信じてもらえなければ意味がありません。

自分が出張した内容に対する理由を具体的な事例や数値で示すのが有効です。例えば、以下の2人が「ブログは継続することで稼げます」と言って信頼できるのはどちらでしょうか?

  • ①ブログ歴1か月、執筆記事数20、月収0円
  • ②ブログ歴3年、執筆記事数900、月収200万円
 とみ
言うまでもなく②ですよね。こうした実績をブログや記事の至る所でアピールするのが大切です

最後の自分の主張を明確に言い切るというのは比較的イージーです。文章の最後を「です」「ます」で締めくくると言い切る形になります。

特に、(私もですが)スタンスを取らない、というのはサラリーマンのブログ初心者にありがちだと思います。ツッコミを避けるため当たり障りのない文章にするのが癖になっている人が多いです。

 とみ
ポイントは、仕事と違いすべての人に受け入れられるブログ記事を書こうとしないことです。ネット上の意見は賛否両論あるのが当たり前ですので、気にせずスタンスをとって書きましょう

まとめ:価値あるブログを目指して

ブログの本質は、ユーザがわからないあるいは抱えている悩みに対して答えを与える点にあります。

ネットで検索するときに、調べ物や悩みを解決するためにキーワード打ち込みサイトやブログを閲覧する人がほとんどです。

そうしたブログの本質を鑑みると、つまるところ、ユーザの検索意図を満たし、独自性を持って信頼を得られるブログ記事を提示することが「つまらない」からの脱却になります。

 とみ
私自身も、つまらないブログにならないよう留意していますが、価値あるブログを目指して日々積み上げていくことが重要ですね

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