本記事は私がブログを運営する中で感じるブログの大変さについて書いています。
下のような方々にとって読んでいただく意義があると思います。
- ブログを始めたけどすごく大変さを痛感している
- ブログを始めようと思っているけどどれぐらい大変なのか知りたい
- ブログは何が大変なのか理解したい
- ブログが大変だとしてもやる意義を見出したい
結論から言うと、2020年現在でブログで稼ぐのはとても大変なので、「2つ目の仕事」だと思った方が良いです。
私はブログ歴1年半で現在は月収15万円から20万円を稼いでいますが、その経験からブログは仕事くらい努力・継続・忍耐が必要だと考えています。
ブログの大変さは端的に言うと「投資対効果の悪さ」にあり、4つの要因に集約されます。「楽して稼げる」なんて真っ赤な嘘です。
- ブログは労働集約ビジネスである
- 収入成果が出るまで時間を要する
- Googleコアアップデートによって成果が急落する
- 強制力が働かず継続が難しい
ただ「2つ目の仕事」くらいの覚悟でブログを継続すれば、必ず誰でも稼げるようになると思います。
このような大変さがあっても、外資系戦略コンサルティングに勤めていて1日16時間ほど働く必要がある私でさえ、稼ぐことができていますので。
ブログは時間がかかり記事を書くのも労力がかかるものですが、リスクがほぼないに等しく稼ぎが青天井で夢があると言う、稀有かつ優れたビジネスモデルです。
その他にも、自分で稼ぐ力が身に付く、情報発信する力やマーケティング力が身に付くといった副産物的なメリットも魅力的です。
私は、ブログを事業の1つと捉えており、本業すら事業の1つと捉えているので他の不動産経営などの副業と合わせて、事業をいくつか経営していると言う感覚です。
それでは、以下で詳細に解説していきます。
本記事の信憑性:ブログで大変な思いをしながらも稼いでいます
私は外資系戦略コンサルティングで激務に勤しみながらブログで稼いでいます。
ブログ運営歴は、現在1年半ほどでまだまだトップブロガーには及びませんが月収はおよそ15万円から20万円ほど。
正直言って、ブログを始めた時はこれほど大変だとは思っていませんでした。しかしながら、その大変さをなんとか乗り越えて今の収入に到達しています。
▼ご参考リンク▼
平日16時間は働く激務会社員が経済的自由の獲得のためブログを運営中【ブログ収入・遍歴を公開】
ブログはとても大変。「仕事と同列」と考えた方が良い
ブログを副業とするなら、文字通り「2つ目の仕事」と考えましょう。それくらいの覚悟がないと、ブログで稼ぐのは困難です。
本業がある方は、よくご理解いただけると思いますが、いわゆるサラリーマンとして仕事で成果を出すのは努力、労力、時間を要することです。
本を読んで自己啓発をし、PDCAを回してスキル・能力を高め、ときには上司に怒られながら成長して成果を出していくものです。
大変さの方向性は若干異なりますが、本業でお金を稼ぐのと同様、ブログも稼ぐためには大変な思いをして成長し、成果を出す必要があります。
ブログは大変である、と言うことが世の中にだいぶ浸透してきたとは思いますが、まだ楽して稼げると勘違いをしている人はいるかもしれません。
すぐに稼げるとか、楽して稼げるとかそういう触れ込みで訴求をする売り込みは「もはや詐欺」だと思った方が良いです。
もしかして、売主は本当に短期間でブログで稼ぐことができたのかもしれません。しかしながら、そういった手法は再現性が低いケースが殆どです。
ブログはなぜ大変なのか? 4つの要因
私自身が体感するブログの大変さは端的に言うと「投資対効果の悪さ」にあり、以下の4つの要因に集約されます。
- ブログは労働集約ビジネスである
- 収入成果が出るまで時間を要する
- Googleコアアップデートによって成果が乱高下する
- 強制力が働かず継続が難しい
一つ一つ、解説していきます。
ブログの大変さ①:ブログは労働集約ビジネスである
ブログは、ブログ自体を構築するにもその構成要素である記事を書くのにもとても時間がかかります。
ブログ初心者の方にとっては、まずブログをセットアップするのにも時間がかかります。
私自身、初心者から始めているので独自ドメインの取得やワードプレスの設定などで時間がかかりました。
またSEO対策、アフィリエイトの仕組み、SNSの運用など勉強することも山積みです。
加えて時間が最もかかるのが記事の執筆です。キーワードを選定し、競合調査し、タイトルを決め、構成案を考え、文章の中身を書く、その上でビジュアルの工夫を凝らすなど工数がかかります。
人にもよると思いますが私は少なくとも2時間半はかかります。5時間あるいは8時間ほどかかる人もいます。
私も本業が忙しい中で、記事を書くリソースを確保するのがなかなか難しく、ブログの大変さの一員となっています。
工夫して時間を何とかひねり出し、極力効率的にブログの運営をするよう心がけています。
▼関連リンク▼
ブログを書く時間が無い人が時間を捻り出すための3つの解決策
▼関連リンク▼
ブログ記事を書くのに時間がかかる人が効率化する5つの方法
▼関連リンク▼
ブログ記事執筆は音声入力が疲れなくて効率的【Googleドキュメント利用】
ブログの大変さ②:収入成果が出るまで時間を要する
労働集約的な性質は、物理的あるいは肉体的な大変さに寄与するものでした。一方でブログは収入成果が出るまで時間を要するため、精神的な負担と言う意味でも大変です。
1記事何時間もかかって記事を執筆して、それを30記事50記事続けても、収入がゼロである事はザラです。
私自身の経験としても、PVや収入が何ヶ月たっても発生せず、何度も何度も挫折しています。ブログの挫折については、以下の記事でも詳しく書いています。
▼内部リンク▼
ブログで挫折した7つの原因と経験から見えた効果的な対策【諦めなければ大丈夫】
ブログの大変さ③:Googleコアアップデートによって成果が急落する
ブログで稼ぐためには検索順位で上位に表示する必要がありますが、順位の変動要因であるGoogleコアアップデートでPVが激減してしまうケースもあります。
Googleコアアップデートは、Googleによる検索評価アルゴリズムの定期的な改変のことで、毎回多くのブロガーが甚大なインパクトを受けています。
最近記憶に新しいのが、2020年5月のGoogleコアアップデートです。この時のアップデートでは、「EAT」要素の強化によってコーポレート系が軒並み検索順位に表示され、個人ブログは尋常では無いほど打撃を受けました。
ツイートでも、Googleコアアップデートがあった直後に、多くの反応がありました。
私自身も、運営する1つのブログで大きな打撃を被りました。
【運営するブログのGoogle Search Console画面】
ブログの大変さ➃:強制力が働かず継続が難しい
別のアングルになりますが、誰からも強制されずに自発的に「仕事」をしなければいけないと言うのは大変なものです。
会社勤めの仕事であれば、通常は誰かしら管理者やスーパーバイザーがいて、一定程度業務への強制力が働くものです。
しかしながら、副業として取り組むブログは大抵の場合自律的に取り組むものになります。プランを立てるのも自分ですし、極論すればやらなくても誰も咎めはしません。
加えて、別にやらなくても専業ブロガーでない限りリスクや大きなデメリットは発生しません。
ブログは大変でも継続した方がいい
ではブログの大変さについて滔滔と述べてきましたが、それでは果たしてそれほど大変なブログを続ける意味はあるのでしょうか。
ブログに取り組む意義があるのか、言い換えると自身のリソースをたくさん投入してまで相応のリターンを得られるのかと言うと、私の答えはイエスです。
その意義について説明していきます。
ブログの意義①:ノーリスクでリターンが青天井なビジネスモデル
ブログはノーリスクで始めることができる一方で、成功すれば収益は限界がありません。この特性は、他のどのビジネスモデルにもない稀有な一面といえます。
有名ブロガーの収入を見ていると、月100万円、200円、トップブロガーになると月に5,000,000円なんて言う人もいます。なんとも夢のある話です。
通常、ビジネスや投資のリターンと言うものはリスクに比例する性質があります。
身近な例でいくと、リスクが低い銀行預金は雀の涙ほどの金木しか得られませんし、ハイリスクな株式投資やFXでは、大きな収益が得られる可能性がある一方で、全額損をしてしまうリスクもあります。
ブログはその法則を無視していて、リスク無し、乃至はドメイン費用やサーバーレンタル代などの若干の費用のみで大きく稼ぐ可能性を秘めたツールです。
成果が得られるまで、リソースの投入は必要になりますが、時間と労力の豆乳だけで大きなリターンを得られると言う可能性は非常に大きな魅力です。
ブログの意義②:会社に依存せず自身のみで稼ぐ地力がつく
ブログで稼ぐ事は、自分の身の力で収入を得る力の向上に直結します。
後述しますが、ブログで収益を得ようとする事で、情報発信力やマーケティング力が備わります。正確にはこうした力がないとブログでは稼げません。
人生100年時代と言われて久しいですが、いずれ本業の会社員給料だけでは収入が不十分になり老後の生活を満足いく形で過ごせなくなるが可能性があります。
またイノベーションのサイクルが早まる昨今、不確実性が高まっており大企業といえども安泰と言える企業はもはや存在しません。
ブログの意義③:情報発信力及びマーケティング力が養われる
この2つの力は、ビジネスにおいては必須の素養です。情報発信力は、自分の考えを人に伝えるためにもちろん必要ですし、マーケティング力は現代ビジネスマンの必須科目です。
これらの能力の必要性は、論を待たないところではありますがブログを書いて稼ぐためにはこの2つの力が重要になってきます。
ユーザファーストで、ユーザーの検索意図を満たすコンテンツを作成する力や、商品を売る力としてのマーケティングスキル向上は、稼ぐブロガーは必ず通る道です。
ビジネスを営む上でこの2つの力は、絶対に役立つのでブログに取り組む大きな意義となります。
まとめ:ブログは2つ目の仕事です。でも大変さの先には大きなリターンが待っています
ブログは相応の収入を獲得しようとすると非常に大変と言わざるを得ません。
しかしながら、大変さを乗り越えて成功した暁には、大きなリターンを獲得する可能性を秘めています。
特に、私自身にも当てはまるのですが初心者ブロガーの方はブログの大変さを痛感して、中々収益が上がらないケースも多いです。そのような方は、もし良ければ以下の記事もご覧になって見て下さい。