皆さま、お疲れ様です。激務会社員とみです。
こちらの記事では、グーグルアドセンスのクリック単価(CPC)が低い原因と、原因に応じてクリック単価(CPC)を上げる方法を、私の実体験に基づいて書いています。
グーグルアドセンスはほとんどのブロガーさんが導入しています。クリック単価(CPC)が低い、低くなっている、もっと上げたいと思っている方は多いのではないでしょうか?
早速結論ですが、グーグルアドセンスのクリック単価(CPC)が低い原因は以下の4つです。
- 広告主が少ないブログ・記事のジャンルを扱っている
- クリック単価(CPC)が低いブログ・記事のジャンルを扱っている
- クリック単価(CPC)が低い時期である
- グーグルアドセンス広告をクリックした後の成約率が低い(誤クリックが多い等)
これらのうちで何がクリック単価(CPC)が低い原因となっているかを考え特定することが重要です。
その上で、原因に応じてクリック単価(CPC)を上げる方法は「ブログ・記事のジャンルを変える」「広告配置を変える、自動広告を導入する」の2つがあります。
私自身も過去、かつては高かったクリック単価(CPC)が低い状態になってしまい悩んでいました。
その際は、どうやら4つめの原因で単価が低くなっていたらしく、「広告配置を変える、自動広告を導入する」という方法でクリック単価(CPC)が2倍になりました。
「とみ」の実績:グーグルアドセンスで稼いでます
本記事の信憑性を担保するために、私のブログ運営実績を公開します。
2019年1月からブログを本格的に運営し始め、現在は2つのブログから収入を得ています。
【ブログ歴1年4か月:2020年4月現在の状況】
総PV数:約12万/月、総収入:約18万円/月
内容 | PV数(/月) | 収入(/月) |
投資ブログ: 投資情報を提供するメディア |
約10万 | 約12万円 |
物販ブログ: 商品レビューやネットサービスを紹介するメディア |
約2万 | 約6万円 |
かなり強い競合がひしめく投資・物販の分野において、多数のキーワードで1ページ目を獲得しています。
収入はGoogle Adsense:Amazonアソシエイト:ASP広告=4:4:2くらいの割合。
投資ブログ・物販ブログともに、PV数・収入はメキメキ成長中です。
上記に至るまで紆余曲折、試行錯誤してきました。ブログ始めてからの軌跡は以下の記事でまとめています。
▼内部リンク▼
激務な会社員が経済的自由の獲得のためブログを運営中【ブログ収入・遍歴を公開】
グーグルアドセンスのクリック単価(CPC)の平均
グーグルアドセンスのクリック単価(CPC)が低い、といっても基準を知らなければ高低が良く分かりません。
しかしながら、グーグルアドセンスのクリック単価(CPC)について正式に公表されておらず、正確な数値は不明です。
ネット上の情報を見ていても数値はまちまちですが、クリック単価(CPC)は平均20~30円ほどと言えそうです。
グーグルアドセンスでクリック単価(CPC)が低い4つの原因
グーグルアドセンスでクリック単価(CPC)を上げる方法を考えるには、そもそもクリック単価(CPC)が低い原因を考える必要があります。原因は以下の4点に集約されます。
- 広告主が少ないブログ・記事のジャンルを扱っている
- クリック単価(CPC)が低いブログ・記事のジャンルを扱っている
- クリック単価(CPC)が低い時期である
- グーグルアドセンス広告をクリックした後の成約率が低い(誤クリックが多い等)
グーグルアドセンスでクリック単価(CPC)が低い原因①②:広告主が少ないorクリック単価(CPC)が低いブログ・記事のジャンル
ブログ・記事のジャンルによってクリック単価(CPC)は大きく異なります。
一般的にクリック単価(CPC)が低いと言われるのは以下のようなジャンルが挙げられます。
- 消費財などの物販(例:Amazon・楽天)
- ドメイン販売(例:お名前ドットコム)
逆に、一般的にクリック単価(CPC)が高いと言われるジャンルは以下の通りです。
- 金融・投資(例:FX・株式投資・仮想通貨・クレジットカード・保険相談)
- 不動産(例:不動産投資相談)
- 婚活・出会い系(例:結婚相談所・マッチングアプリ)
- 転職系(例:転職エージェント)
- 美容系(例:エステ・脱毛・AGA)
これらのジャンルは成約時の単価が高額であり、クリック単価(CPC)が大きくても利益が出ることから、クリック単価(CPC)が高い傾向にあります。
グーグルアドセンスでクリック単価(CPC)が低い原因③:クリック単価(CPC)が低い時期
会社員の方は、感覚的に理解できるのでは無いでしょうか。以下、Googleによる御高説です。
「クリック単価の低下」
Google Adsenseヘルプ
クリック単価はマーケットの影響を受け、キーワードに入札する広告主や広告主が支払ってもよいと考える金額など、さまざまな要因によって決まります。
マーケティング担当者が予算を振り分ける各四半期の前半には、クリック単価が低下する可能性があります。クリック単価の変化を確認する際は、レポートの期間を 1 年以上に指定することをおすすめします。
端的に言うと、各四半期の前半「4、7、10、1月」はクリック単価(CPC)が低下する可能性があるということです。
日本では大企業を中心に、決算前に広告予算を使い切るため期末に広告費を投入するため、クリック単価が吊り上がる仕組みです。
また小売業などは繁忙期(クリスマス商戦など)に広告費を投入する傾向があります。
逆に、四半期の初めは広告予算が途中で無くなっては困るため、広告費の投入を抑制する傾向があります。
そのため、「4、7、10、1月」はクリック単価(CPC)が低くなります。
ネット上のブロガー記事によれば、特に「4、1月」にクリック単価(CPC)が低下する傾向があるという意見が多いです。
グーグルアドセンスでクリック単価(CPC)が低い原因④:広告をクリックした後の成約率が低い(誤クリックが多い等)
ブログから送客した後に、成約に至る確率が低いと、「価値が低いクリックが多いブログ」と判断され、クリック単価(CPC)が低くなります。
グーグルアドセンスはクリック単価(CPC)を評価・決定する仕組みとして「スマートプライシング」を採用しています。
ユーザーが広告をクリックした後、どれくらい成約に至っているかどうかを分析した上で、単価を算出するシステムです。
この「スマートプライシング」が、原因①~④の要素を含めて分析し、各ブログ・記事のクリック単価(CPC)を決定していると考えられます。
特に、④ではグーグルアドセンス広告を配信しすぎるなどによって誤クリックが多くなり、クリック先ですぐに離脱するようなユーザーが増える(=成約しない)とクリック単価(CPC)が低下する原因になります。
例えば、1記事の中で記事内にグーグルアドセンス広告をたくさん貼り過ぎると、誤クリックの原因になります。これが要因でクリック単価(CPC)が低いケースが結構あるようです。
過去、私が実際にその状態になっていました。クリック数を稼ぎたいあまり記事内を貼りすぎ、クリック単価(CPC)が少しずつ低くなっていったのです。
クリック単価(CPC)が低い、或いは低下している原因を踏まえた上で、原因に対応してクリック単価(CPC)を上げる方策を取ることが大切です。
グーグルアドセンスで低いクリック単価(CPC)を上げる方法
グーグルアドセンスで低いクリック単価(CPC)になっている原因が分かったら、原因に応じてクリック単価(CPC)を上げる方法を実行しましょう。
具体的には以下の通りです。
- 原因①②への対処:クリック単価(CPC)が高いジャンルの記事を書く
- 原因③への対処:対処方法はないので放置
- 原因④への対処:広告配置の見直しや自動広告の導入
原因①②への対応方法:クリック単価(CPC)が高いジャンルの記事を書く
原因①②のように、ジャンルが原因でクリック単価(CPC)が低くなっている場合は、書く記事のジャンルを考えてましょう。
前述の「クリック単価(CPC)が高いジャンル」で記事を書いてみることをおすすめします。
ただ特化型ブログを運営している方でクリック単価(CPC)が低い場合は、いきなり他のジャンルの記事を書くとSEO上で良い効果が得られないと思われるので悩ましいところです。
原因③への対応方法:対処方法はないので放置
原因③については、基本的に対処方法は無いですし、する必要もありません。
広告業界の商習慣が原因ですので、ブロガー側でクリック単価を上げるためにできることはないです。
「1月,4月,7月,10月」は多数のブロガーさんがクリック単価(CPC)が下がる季節であり、どうしようも無いので割り切りましょう。
原因④への対応方法:広告配置の見直しや自動広告の導入
原因④が最も対応措置を取る余地がある方法です。
広告配置を見直すことで、クリック単価(CPC)は上がる可能性があります。
先述したように、クリック単価(CPC)が低い要因で多いのは、「広告を貼り過ぎて誤クリックが多く生じており、スマートプライシングでクリック単価(CPC)が下がっている」ケースです。
ですので、貼り過ぎている広告の数を減らす、あるいは発リンクなど他のクリック対象と近すぎる位置に広告を配置している、などを改善することで、誤クリックを減らすことができます。
私自身も広告配置がまずくクリック単価(CPC)がどんどん低くなっている中、配置を見直したところクリック単価(CPC)が大きく上がりました。
詳しい内容は以下の記事に纏めていますので、宜しければご参照ください。
▼内部リンク▼
【収益50%アップ】Google Adsenseの自動広告導入での5つの変化と効果
まとめ:クリック単価(CPC)が低い要因を突き止めて適切な処置を!
グーグルアドセンスのクリック単価(CPC)が低い原因と、原因に応じてクリック単価(CPC)を上げる方法をご紹介しました。
クリック単価(CPC)が低い場合、単価を上げればブログ収入向上に直結します。
グーグルアドセンスのクリック単価(CPC)が低い原因を突き止め、適切な対応方法を実践しましょう。まずはクリック単価(CPC)が低い原因が何かを特定することが重要です。
その上で、原因に応じてクリック単価(CPC)を上げる方法は「ブログ・記事のジャンルを変える」「広告配置を変える、自動広告を導入する」の2つがあります。
私自身は、記事内広告を減らし、自動広告を導入することでクリック単価が2倍になりましたので、同様の状況にある方は試してみても良いと思います。
またグーグルアドセンスの収入を向上させる方法はクリック単価の改善だけではありません。
以下では、ロジカルなアプローチでグーグルアドセンスの収入を高める方法について解説しています。
宜しければ併せてご参照下さい。
▼内部リンク▼
【稼いでます】Google Adsenseで稼ぐ収入を増やす方法は4つだけ